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良いパプキンとは?



国産オオクワガタだったら大きさに、顎の太さに、頭幅の太さに、シャープな上翅に、レッドアイホワイトアイにetc...
ヘラクレスだったら大きさに、上翅の色に、胸角の太さに長さに、希少な亜種にとetc...
これらの虫は何に価値を求めるのか、人によって様々だと思います。
テストの点のように目に見える基準が一つだけ与えられているというわけではありません。
パプキンも同様に、パプキンのどこにどれだけの価値を見出すかは人それぞれです。
ではパっと思いつく限りパプキンの価値を見出せる部分ををあげてみましょう。

・希少な色かどうか?
・見た目が美しいか?
 →綺麗な色をしているか?
 →鮮やかか?
 →皺は少ないか?
 →ツヤは十分か?
・サイズが大きいか?
・有名血統か?
・色の固定率は高いか?
・色の統一感はあるか?

この辺でしょうか。
パプキンが他のクワガタカブトと大きく異なっている点は、大きさに重きを置いている人が少ないこと
♂より♀の方が価値が高い場合が多いことでしょうか。

ネットオークションや販売サイトを見る限り、現在人が価値を求めているのは「希少な色かどうか」、ほぼこれだけです。
パプキンは小さいのでデジカメの写真だと正確に描写できないから、絶対数の少ないものの方が価値が高いと決まっているから、色以外は気にしない人が多いからなど理由は多々あると思います。
それはそれで大いに結構なことだと思います。私だってブルーの♂やピンクの♀など希少な個体は喉から手が出るほどほしいです。累代飼育して半固定し、眺めてはウハウハしたいものです。
しかしながら、それだけがパプキンの価値ではないと思います。もちろん希少な色であることも重要ですが、オオクワガタの価値の大前提が「かっこいいこと」であると同様に、パプキンも「綺麗であること」が価値の大前提だと私は考えます。
グッピーのように品種を固定したりすることはできませんが、パプキンも選別を繰り返すことによって徐々に野生とは違った綺麗さが出てきます。
だったら究極に綺麗なパプキンを作出してやろうじゃないか。何色でもいい、全ての人を黙らせるような綺麗なパプキンを作出することができたらどんなに素晴らしいことだろうか、私にとって価値のあることだろうかと考え、私はブリードに励んでます。

話が反れましたが、今語ったように私は良いパプキンを「綺麗なパプキンであること」と定めています。
それでは綺麗である要素とはなんでしょうか?
先ほども書いたように、1.綺麗な色をしているか? 2.その色は鮮やかか? 3.皺は少ないか? 4.ツヤは十分にあるか?
この辺が綺麗さを決めるファクターであると考えます。

・1について・・・くすみや混じりが無ければ大体どんな色でも綺麗なことは綺麗であるし、どの色が美しいとかの優劣はつけがたいでしょう。しかし、私自身青と緑が好きということ、青は自然界にあまり存在しない色であり蝶であれカナブンであれ青い虫はとても美しく感じること、青は比較的半固定が楽なことなどの理由から私は青を綺麗な色・価値のある色としています。

・2について・・・大体人間の共通認識として鮮やかであることは綺麗なこととされてますよね。パプキンの色においてもやはり鮮やかであるほうが見目麗しく写ります。

・3と4について・・・実は綺麗さを測る上で見落としがちなのがこの皺とツヤの量です。皺が少なくツヤが多いパプキンはめっちゃ光ってます。
一番左の写真が皺のあるパプキンで真ん中と右の写真がほぼ皺無しのツヤッツヤのパプキンです。明らかに皺のない個体のほうが光っているのがわかります。一応皺とツヤも遺伝するので、親虫には皺が少なくツヤツヤしている個体を選びましょう。
まぁこの皺とツヤという奴は色によっても出やすい、出にくいがあるみたいです。主に赤〜緑の明るい色だと皺が少ない個体が多く、紺〜紫〜黒の若干くらい色だと皺も多くツヤが無くなる傾向にあるようです。


あともう一つ腹面の綺麗さもありますが、上翅と前胸が綺麗なら大体裏も綺麗なのでここでは割愛します。

以上の4点を高いランクで満たしているパプキンを外見上の良いパプキン、としてます。
ただし、H系統のパプキンなど皺が多くてもツヤが無くてもただそれだけで美しいパプキンなども居るので、上記のことは一基準、と考えていただけると嬉しいです。

また、冒頭で挙げた固定の度合いや色の統一性についても、綺麗さにはさほど影響を与えないものの、そのパプキンに大きな価値を与えている場合があります。
たとえば親が素晴らしい表面上の美しさを持った個体であっても、子供の代で同じような色ツヤが出なければあまり意味がありません。その時固定が進んでいれば、親と同じような美しさを持つ個体が出る可能性が高くなるわけです。
統一性については、一種の様式美といえましょうか。どうせ上翅が青なら前胸部も頭部も青い方が美しいと思う方が多いと思います。麻雀で清一色が美しく感じるのと同じですね。

結局価値というのは人それぞれなので強制することはできませんが、私がパプキンを語っていく上での良いパプキン・価値のあるパプキンはここで述べたとおりとさせていただきます。

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